ゴールの街まではトゥクトゥクでGO!
ゴールでは昼間はホテルで過ごし、夕方からゴールの街へと繰り出しました。ホテルから街までは車で10分かからないくらいの距離。ホテルの前にはトゥクトゥクのたまり場?のようなものがあるので、声を掛ければすぐに飛んできます。ちなみに、ゴールではタクシーはほぼ見かけません。Uberで探してみても見つかりません。なお、2018年8月中旬からUber TukというトゥクトゥクのUber版がスタートしたようですから、もしかしたらいまはこれでトゥクトゥクが呼べるかもしれません。
トゥクトゥクは乗車前に料金交渉が必要です。コロンボだとメーター付きのトゥクトゥクもあるようですが、ゴールにはありません。運転手さんに「いくら?」と聞くと、「まあ、いいから乗れ乗れ!」みたいな感じになり、あまりはっきり言おうとしません。「いいから、好きな金額を言いなよ」みたいに促すと、ちょっと申し訳なさそうな顔でRs.400あるいはRs.500といった金額を提示してきます。
相場はおそらくRs.200〜300くらいなんだろうな〜と思いつつ、交渉するのも面倒くさいので、お大尽様になったつもりで「それでいいよ!」と快諾。すると、運転手さんの方も気分良く運転してくれます。バックパッカーさんたちからすると、「そういうことをするから、外国人客に料金をふっかけてくるんだよ!」ということになるのかもしれませんね。すみません。
砦の上を歩いて1周するのがゴール観光のお約束
ゴールはインド洋に面した港町。もともとアラビア商人たちの貿易拠点として発展していましたが、大航海時代にポルトガル人が訪れ、ここに砦を築きました。支配者がオランダからイギリスに替わっても砦の建設は続き、今のような城塞都市になったのだとか。砦に囲まれた中を旧市街、外を新市街といい、旧市街と要塞が世界遺産に登録されています。
海につき出た半島部分は海岸線に沿ってぐるりと砦が張り巡らされており、砦の上を歩いて1周するのがゴール観光のお約束。メインゲートから入って右手には立派な時計塔があります。
訪れたのが土曜日だったせいか、けっこうな人出。家族連れや友人同士、カップルなど、地元の人たちがみんな楽しそうに写真を撮ったり、はしゃいでいます。そうこうすると日が暮れてきて、美しい日没が眼前に広がりました。
砦の上をさらにぐんぐん進んでいくと、灯台が見えてきます。さらにずっと進んでいくと、ショッピングモールの「ダッチホスピタル」があります。「ダッチホスピタル」はコロンボにもあるのですが、ゴールの方が規模が大きくて、ショップの数も多いです。
「ダッチホスピタル」を抜けてさらにに進むとオールドゲート。なかなか趣のあるゲートです。砦沿いにさらに進んでいくと、メインゲートまで戻ってこられます。1周はのんびり歩くと1時間以上かかるはず(私たちは2日に分けて歩いて、それでも1周はできなかった……)。けっこう体力を使いますよ〜。
ゴール旧市街はこぢんまり。観光客が好きそうな街並みです
砦から下りて、旧市街に入ってみます。通りは碁盤の目風になっていて、とてもわかりやすい。そして、とてもこぢんまりとしているので、すぐにぐるりと回れてしまいます。レストランやカフェ、雑貨店、ジュエリーショップ、ギャラリーなどが、コロニアルな佇まいの街並みの中に調和し、まさにOLさんがヒーヒー言いそうな雰囲気です。おばちゃんはヒーくらいかな。
夕方から夜にかけて、ディナーを食べがてらふらりと散歩するのがお勧めですね。
ゴール初日、街からホテルへ帰る途上、スーパーマーケットに寄りました。ビールを購入するためです。ですが! スーパーにはビールというかアルコールが全く売っていないのです。
トゥクトゥクの運転手さんに「ビールが買えるところに連れていって」と頼むと、酒屋さんに案内されました。スリランカでは気軽にアルコールを購入することができず、スーパーでも地下などに別の売り場が設けられていたり、専売所で購入するようになっているのだとか。飲ん兵衛はお気を付けを。